賛否両論の試合内容
皆さんはどう思ったでしょうか?
世界中のサッカーファンや関係者たちも意見が分かれる
試合全体をレビュー
あえて時間がたったこのタイミングでレビューと言う訳ではなくて、単純に色々と手が回らなかっただけですが、今回の試合とそれを取り巻く色々なことで今回はモヤモヤしました。
今回はあえてあまり技術とかそういうことは書いていません。
まぁ正直特筆する部分もなかったんですが・・・
強いて言うなら、酒井高徳の使い方は面白かったですね。
明確に一人を抑え込むなら、こういう布陣はかなり有りだと思いました。
残念なのは前線の選手に連携が足りないことと、ボール持てる選手が足りなかった事ですね、宇佐美が本来そこを担えなくては駄目なんですがねぇ・・・ちょっと物足りない選手になってしまいました。比較対象が活躍している乾なので尚更です。
今試合でスタメン6人変更
フォーメーションも変更
結構な賭けに出た西野監督
意図は大きく2つだと思う
ノックアウト出場に備えたスタメンの休養とポーランド対策、もっと言うとレバンドフスキーを抑え込む布陣。
岡崎らしい飛び込みや武藤のシュートなど、かなり惜しいシーンも有りましたし
内容的には負けている感じはなかったですが、宇佐美は相変わらず疲れてくると守備を怠けると言うか
切り替えが遅くなることがありますね。
日本の失点もそこが原因の1つだったと思います。
あくまで一要因ではありますが。
同時刻で行われたセネガル対コロンビアの結果を受けてからの長谷部投入は、何となくそんな気がしましたがやっぱり負け残りを主としたボール回しで時間稼ぎに入りました。この光景を見た誰もが何らかの不愉快な・・・もしくは残念な感情を抱いたことでしょう。
ワールドカップは結果が全てといってもいいです。
4年に1度しか開催されず、選手は数少ないチャレンジの機会なのですから負けても嬉しいなんてことは絶対にないと思います。
だからといってどうやっても勝てば良いのか?
それはもちろん違います。対戦相手に対して卑怯なことをしたり、試合外でなにか工作をしたりするのは論外ですし
怪我をさせるようなプレーももちろん駄目です。
しかし今回はちょっと違いました。
あの試合を放棄したボール回しに「対戦国」のポーランドまで付き合ったからです。
一点リードで勝っているからリスクを犯すことはしない、当然といえば当然ですが、またポーランドも当然その消極的なプレーがファンの怒りをかってしまい、ネットの評価はどちらのチームも大荒れに荒れました。
チームが勝ってここまで叩かれた国も目詰らしいでしょう。
もちろん日本は負けた上にあの内容なので、世界中から非難を浴びました。一部理解と擁護の声もありましたが、それでも褒められたものではありません。
私自身も見た後に後悔と怒りに似た感情が生まれた。
一晩経って考えた
モヤモヤした気持ちのまま一晩経って色々と考えたりネットでの書き込みやインタビューを読んでいるうちに
ちょっと考え方が変わりました。
勝負である以上駆け引きも賭けもある。その一手段として最も次に行ける可能性の高い方法を西野監督は選んだわけで、結果として日本はノックアウトにアジア・アフリカ地域で唯一名前を残した訳だ。コレは成功と言っていいと思う。
選手も監督も誰一人スッキリと気持ちよく試合を終えた人はいないだろう。
しかし選手や監督と見ているファンとの差は何か?それは次の為だという明確な意志にあると思う。
SNSで配信される選手の声はそれを色濃く表していた。
ファンの希望は身勝手なのかもしれない
「スッキリ格好良くそれでいて接戦でクリーンな試合で勝ってくれ」
極論を言うとこんな感じだ。
しかも今回は試合自体には負けている。より一層不満だったろう。
それでも日本は予選を抜けた。本来の価値とはそこを指すべきなはずだったが、試合の内容でその事を忘れていたり、気に入らない内容で勝つくらいなら負けたほうが良いという意見まででているしまつ。
何にしても今回の試合については早々経験できるものではないし、ずる賢くとも見栄えが悪くても勝って行く、日本のサッカーにおいてものすごい財産になったのではないだろうか?
そしてその後の結果としてアレは正しかった、と言わせてもらえたならなお素晴らしい。
メディアにより情報漏えい
長友は本田が発言したことで、ネット上では結構な話題になったけど、案の定テレビでは全然取り上げてもらえなかったこと。スタメンのフォーメーションの情報が事前に拡散されたこと。
お手のメディアが嬉々として最新情報だ!と言ってコレを拡散したことの罪は非常に大きい。
選手たちも言っているが、せめて開催期間中くらい自粛して欲しい。他に話題はいくらでもあるはずなのだから・・・
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