今日は私のツイッターでも沢山の人が寝不足だと言っていますが
理由はもちろん日本対セネガルの激闘で間違いないでしょう!
あまりに良い試合すぎて寝付けないまま次の試合まで見てしまいました!
試合全体をレビュー
当然話題に上ると思うけど「実際セネガルって強いチームだったの?」
「最初の失点は川島のミスか?」
「香川から本田への交代がなぜ成功するのか?」
アフリカ勢の若手タレント揃いのセネガル
普段サッカーを見ない人は正直言ってピンとこないと思いますが、今大会のセネガルはかなりエグい選手揃ってます。リバプール、ナポリ、エヴァートン、トリノなどで活躍している若手揃いで、穴はキーパーだけ?とか言われてました。
そのキーパーも身体能力は、アフリカンのソレなので凄いんですが・・・
というようなチームです。ハッキリ言って強いです。
最初の失点はなぜ起こったか?
最初の失点について試合後のインタビューで、原口も自分のクリアミスだと言っていたけれど、川島からのコーチングや事前の打ち合わせで「コーナーキックは減らそう」などの話は無かったのでしょうか?あの当たり方を見ている限りボールをコントロールできたとも思えないので、仕方ないと感じました。川島の判断ミスでしょ?あそこは普通キャッチだよ!
そしてその感想は、この試合を見ていた沢山の人の共通認識だったようです。
特にフランスのツイッター(川島はフランスのメスと言うチーム所属)では物凄く叩かれていました。
色んな国の沢山のレビューを見ましたが「川島を擁護」する記事は1つとして見つからなかった。
元イングランド代表DFフィリップ・ネヴィル氏が、日本代表GK川島永嗣の“ミス”を指摘した。『BBC』が伝えている。
「サディオ・マネはシーズン中のプレーのように相手にとって厄介な存在だが、エイジ・カワシマのゴールキーピングは低調だった。彼はキャッチングではなくパンチングを選択したが、これは悪い選択だった」と言及。川島の“ミス”であると強調した。
ジュビロ磐田のGKカミンスキの奥さんはやっぱりまた川島に怒ってた。
スペインの新聞では評価「0」と厳しい採点・・・
まぁ私も正直同じ点を取られるなら育成も兼ねて中村を使って欲しいと心から思います。
香川と本田の交代でなぜ本田が輝くのか?
コロンビア戦でもそうだったんですが、中盤でゲームメイクしてる選手は「香川」と「柴崎」です。この二人が攻撃の起点と攻守の切り替えスイッチに成っているんですね。
その中でも香川はボール持って切れ込んだり相手陣内のゴール近くでチャンスメイクしたり、居るだけでうるさい選手なんですが、対戦側も走れているうちは対処できることが有っても疲れてくるとワンタッチでボールをさばいてくる選手に対応できなくなります。なので後半になると、香川に一人守備的選手をつけるように交代が行われます。これは2試合とも同じ流れでした。
そうなると流石に香川も思い通り動けない、攻守に走っているし疲労もある・・・と言うことで本田と交代。
ではなぜ本田なら大丈夫か?
同じことをやれば当然同じような結果になるんですが、本田は香川とはプレースタイルが真逆と言っていいくらい違います。香川が混戦に切り込んでいくとしたら、本田は人と人の中間的な場所を探して何処にでも移動していきます。なので香川に付いていた選手はポジション的にも付いていけないことが増えるんですね。特にセネガル戦ではTOP下から右サイドにポジション変更までする采配と相まって尚更動きやすかったみたいです。
ちょっと浮いた感じのポジショニングは本田の独特の感覚なんでしょうね、おかげで追加店の時にあんな場所にいた訳ですから、やっぱり「持ってる」選手ですね。本田△!
あと、軽く流すように実況されていましたが本田の戦績が
W杯通算ゴール数
1位 本田圭祐 4ゴール
2位 岡崎慎司 2ゴール
2位 稲本潤一 2ゴール
3位 中田英寿 1ゴール
3位 中山雅史1ゴール
3位 中村俊輔1ゴール
3位 鈴木隆行 1ゴール
3位 香川真司 1ゴール
3位 森島 1ゴール
3位 大迫勇也 1ゴール
W杯通算アシスト数
1位 本田圭祐 3アシスト
2位 長友佑都 2アシスト
3位 小野伸二 1アシスト
3位 呂比須ワグナー1アシスト
3位 サントスアレサンドロ 1アシスト
3位 市川大祐 1アシスト
W杯連続 得点&アシスト記録
ロナウド 98、02、06
クリスティアーノ・ロナウド 06、10、14、18
アリエン・ロッベン 06、10、14
ロベルト・バッジョ 90、94、98
デビッド・ベッカム 98、02、06
ミロスラフ・クローゼ 02、06、10、14
本田圭佑 10、14、18 ←NEW!!
すごい事になってます。(間違ってたらごめんなさい)
そしてこの采配の旨さ、ようは選手の個性を掴んでいる部分が西野監督の評価されるべきところでしょう。
この結果はハリルの下準備が有ったからこそ
念の為言っておくとハリルホジッチが全く駄目だったわけではなくて、今の攻守に走れる組織の下準備をほぼ完遂していたから今の成績が在るんです。それは物凄く評価されるべきところですが、残念なことに選手選考基準が感情的だったり、指揮が威圧的だった等の問題で上手く使いこなせていなかったというのは有ると思います。
乾と柴崎は使えない、本田と槙野はスタメン。この辺の固執が足かせでしたね。
各選手の評価
今回の試合で評価されるべき選手は沢山いますが、まず一番に注目したいのは「柴崎」です。長谷部との縦の配置で攻守の役割をしっかり連携していたため、見事な二人一組でしたが、パスワークだけでなくゴール前への走り込みも素晴らしかったです。
残念ながらそこにパスは来ませんでしたが、通っていたらもしかして・・・という走り込みも2〜3回ありました。セカンドボールを拾う嗅覚も研ぎ澄まされてましたね。
あと前回も思いましたが日本はボランチがディフェンス前で守備に徹底すると言うポジションはとってないようです。センターバックの二人と長谷部が三角形に成って中央の守備をしてる感じでしたね。
サイドバックは酒井と長友の両選手、逆の目線から見たら嫌な選手だと思います。とにかく走るし特に酒井はマネをほぼ封じ込めて、本来フィジカルで負けているはずの相手に空中戦も勝ちまくってました。驚くべき安定感です。
乾のボール運びとトラップの妙、そしてシュート軌道の美しさは一品でした(外れたけど)
大迫はセネガルのシセ監督も厄介だったと表するほどの働きでした。あの空振りは流石に残念だったけど・・・
日本の縦軸は大迫から始まり、香川、柴崎、長谷部、吉田という背骨が存在して、それが上手く機能しているんですね。
今の日本の健闘の理由は、大まかに言うとそういうことです。そこに乾のテクニックや原口の献身、先程も触れた両サイドバックの強さなどが上手く機能してココまで来ています。
連携といえば忘れてはいけない、あのオフサイドトラップは感動的な美しさで、世界中のツイッターで話題になりました。
香川と長友はディフェンス陣と逆走して、失敗に備えてゴール前に飛び込んでます。
この短期間でここまでの連携ができていることには感動すら覚えました。
そうなるとやっぱり川島のミスが目立つなぁ・・・・
まぁそれは仕方ないとして
選手とスタッフ、首脳陣の風通しの良さは見ていて感じられるし、派閥が無い分一番となってる空気が諦めない、取り返すと言った結果になってる気がします。
ロシアでの宿泊先もいい雰囲気のようです。
もっともっと語りたいことは有るけれどキリがないし、ポーランドはFIFAランクHグループで最も順位の高い国
決して油断はできないし、せめて一勝とプライドを掛けてくるでしょう。
実際にポーランドはWCで2負後の3戦目だけ勝つというパターンが多いし・・・
ポーランド
2002
1戦目●0-2韓国
2戦目●0-4ポルトガル
3戦目○3-1アメリカ
2006
1戦目●0-2エクアドル
2戦目●0-1ドイツ
3戦目○2-1コスタリカ
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