見ていた皆さんは興奮冷めやらないと思いますが
もちろん私も大興奮状態で鼻血出そうでした(笑
試合全体をレビュー
先ず言われると思うのが
「ハメス・ロドリゲスが元気でスタメンで出ていたら?」
「カルロス・バッカが本調子だったら?」
まず一点目は誰が出ていても関係ないし、そもそも前線の選手が絡んだプレーではないので変わらないでしょう。香川にしては珍しく(失礼)しっかり枠に飛んでいた分、ハンドでなくても点は入っていたと思います。その直前の大迫のシュートでキーパーも立ち上がりかけの状態だったので間違いないでしょう。
相手が10人になると当たり前に引いてくる
守備を固めて来るのはセオリーだし攻めあぐねるのは仕方ないのだけれど、パスが横回しに成りすぎてコロンビアが出てこないことに対処できなかった感がある。ただコロンビアは中盤を厚くするために、チームで一二を争う足の選手を交代させると言う判断をする。私はこれが悪手だったと思う。
引いてカウンターで行くべきチームから最速の選手がいなくなって、日本の守備は逆に楽になったようの感じる。
このまま楽に行けそうか?
と思ったところでゴール前のファールから失点しかしこのファールは何度見てもシュミレーションにしか思えない。
なので守備が悪かったという感じはしないけれど、問題は川島がフリーキックに対するポジショニングの悪さと反応の遅さ、完全に体が重そうだったんだけどどうなんだろう?
川島といえば失点以降(それ以前も?)前に出なくて判断が遅いってプレーが何度も有った。挙げ句に遅延行為でイエローカードは必要かなぁ?
まぁ川島はさておき、前半の失点後はちょっとバタついて、このまま昔のようにズルズル負けるかな??と思ったけど、なんとか踏みとどまってくれてよかった。大迫、乾、原口は献身的だった。香川はマンマークで消されてしまった・・・
後半で変わった
後半はハーフタイミでのミーティングが効果的だったんだと思うけど、縦パスが凄い効いてた。このまま責められ続けることに対する危機感からか、ついにハメスが出てくるわけだけど、結局ハメスは全然走れない状態、足元は相変わらず凄かったけどそこまで怖くはなかった。逆に推進力を無くしたコロンビアは、ロングパスしかなくなる。ココでコロンビアの監督はココで賭けに出てついにバッカまで投入
実際これは功を奏していた気もする
前の3人で多少走れなくても十分圧力が有ったし得点の匂いも有った。
しかし結局ボールを運べる選手がいない分、逆に日本のほうが走り勝つことに成り、そもそも攻め手が少なくなっていたコロンビアは、尚更下がることになった。
結果としてコーナーキックから本田の素晴らしいセンタリングを迫が勝ち越しゴール!
大迫は代表での特典に飢えていた分、このタイミングで、しかもコロンビア相手の勝ち越しゴールは最高の気分だったろうなぁと思う。
後は守備固めと疲労から岡崎投入
試合後のインタビューで長友が本当に嬉しそうだったことと、本田が不満で「内容は良くなかった」とまで言ってた対照さが印象に残った。
コロンビアの監督は途中で色々と考えたのではないだろうか?
攻めあぐねている中で、足を残してカウンターにかけるという手もあったはず。しかし国の象徴とも言えるスーパースターで大エースのハメス・ロドリゲスを使わずに負けたら、使っていれば勝てたんじゃないか?など非難される可能性。
カルロス・バッカもそうだけど、点取り屋を温存して負けたら、やっぱりそこは突っ込まれるだろう。
そしてこの交代を見て私は思った。
この監督は日本を研究していないんじゃないか?日本は今まで、カウンターからのパワープレイに極端に弱いんだ。少なくとも今まではそれで散々負けている。その戦術を放棄した。そのおかげもあって勝ちきれたのではないだろうか?そう感じた。
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