【映画レビュー】 怒涛のショートコメント・レビュー 21本

パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊

これで集大成!全てのその後が完遂されて爽快な冒険の末に大団円と成るのだと信じていました。
そろそろ海賊の時代も終結かと思わせる内容だったし。
孤高の海賊ジャック・スパロウというのは物語よりも終結に向かってその意味合いが強くなった印象。
色んなことに決着がついてよかった。




カーズ/クロスロード

放題の「クロスロード」は岐路という意味で物語の描かれていなかった原点から今に至る部分を追っていき
最後にしっかりと今回のテーマに沿った結論を出していく。
物語としては筋も通っているし無理なく進んで楽しめるけど、マックイーンの活躍に目を輝かせる子供向けではなくなったかも?
性差別や人種差別による配役問題は色んな所に影響しているな・・・とか思うのはうがった考え方なのか?

 


ヘルベンダーズ 地獄のエクソシスト

最終的に色々と前提や設定が破綻してるけど、面白おかしく見ることは出来る・・・かな?
コメディー映画に真面目な要素を取り入れた、ゴーストバスターズのようなノリ。
想定通りお下品。









テスター・ルーム

実話を元にってことなんだけど、その線引は置いておいてもカルトチックな話。
ホラー要素よりも悪魔祓いに絡んだカルトな話で、そういった観念がないと見る目線が全然違ってくるのではないでしょうか?
確実に日本よりカトリック教圏の方が受けはいいと思います。





ダークハウス

映画作品とするとテンポ悪かったり判りにくいところやこじつけっぽいところもあるけど
しっかりホラーしてるし、怖い人にとっては結構怖めじゃないかな?
過去と現在を交錯しつつ進むやり方は面白かった。





WTF

知る人ぞ知るイタズラ職人レミ・ガイヤールのドキュメンタリーとイタズラ動画を織り交ぜた作品
youtubeで一世を風靡するほど流行ったけれど、いい歳して改めて見ると被害者の方に目が行ってしまい笑えない。
自分がつまらないオジサンに成ったかどうかはさて置き、構成も雑に感じたし見辛いし恋愛が色々と理解できない。
お国柄なのかな?









ファイナル・アワーズ

見たことが有る役者さんがいないなぁ・・・と思ったらオーストラリアのB級でした。
私は映画を選ぶときに予告くらいしか情報を得ないようにしています。なので見始めはいつもこんな感じです。
隕石が落ちて人類滅亡!ドカーン!みたいな描写は全く無いです。そこに至るまでの人間ドラマ。
有る種のロードムービー的な感じでしょうか?自暴自棄になった人類と少女のおかげで自分らしさを見つめ直した男の話。





フライト・ゲーム

スペクタクルアクションに細かい設定なんていらないんだ!
勢いで最後まで突っ走ってくれる見やすい映画。犯人に気持ちは最後までよくわからなかったけど・・・
考えすぎると翻弄されるので最後までポカーンと見ていたほうが面白いかも?





カルテット!人生のオペラハウス

たぶん自分が年取ったせいなんだろうけど、最近こういった老人の映画が面白い。
たとえ少々ボケていても、自分が情熱を注いだもの、愛するもの、人、そういった事は決して忘れない。
会話や映像、特に最後のシーンなどいかにもイギリスっぽい感じが鼻に付くと言うよりはお洒落で素敵。
そしてそんな映像をダスティン・ホフマンが撮れたことも驚き。

 




ランズエンド-闇の孤島-

ひたすら地味で暗い。映像も内容も。
ただその雰囲気が内容と相まって登場人物の心理状態を物語っているがごとく見るものに伸し掛かる。
主人公は真面目で正義感が強すぎた刑事。事件を解決したかったし犯人が憎かった。
その気持が歯車を狂わせてしまった。彼の心は家族の愛に救われたのかな?父の存在に胸が痛む。





パニック・トレイン

こんなワンシュチュエーションサスペンスはスキだから楽しめた。
無論そういう映画だとわかっているから、見てる途中でどこで事件が起こるんだ?とかそういう感じのワクワクも有ったけど
登場人物がしっかりキャラが立っていて、色々と想像させてくれるのが面白い。
ただしラストに関しては一言文句を言いたい。多分ちゃんと見た人は同じように思うはず。





囚われのサーカス

精神病院をメインの舞台としたホロコーストの悲劇が生んだトラウマのテーマにした映画
道化師として有るんだ主人公が、ナチスドイツの元で犬として生かされ、後に精神科医として人々と向き合う中自分自身と向き合っていく。
心の根源を闇に囚われたままの主人公の葛藤と問題提起によってホロコーストを風化させないためなのかな?
そういった重い映画だけど、看護師さんがエロすぎてどうでも良くなった。








インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌

山無し落ち無し盛り上がり無し
悲壮感漂う売れないミュージシャンとその仲間たちの、割とリアルな人生模様
そんな男の一週間をただ坦々を綴っていく映画で、なのに何故か応援してしまう。人は基本的にハッピーエンドがスキなんだなぁ。
でもそんな願いも虚しく彼の人生はいつもと同じまま過ぎていく。
私はこういう映画、結構スキ。





キリングゲーム

何を語るにしてもまずジョン・トラボルタとロバート・デ・ニーロが戦うんですよ?殺し合いですよ?
観ない訳無いじゃないですか?
話は二転三転・・・何転するんだってくらいの攻防を繰り広げつつそれぞれの過去と向き合う。
戦争を忘れ、忘却の中で生きようとするデニーロと、その手によって戦争を忘れられないものとされたトラボルタ
こういう結末はスキだな。男臭くてしょうがねぇなぁって感じ。





エイリアン:コヴェナント

感想としてはエイリアン1を見たときのような緊張感と怖さが有るけど、見終わったときに感じつ不愉快さはそれ以上
しかし何度考えても、プロメテウスはなんで「エイリアン」の看板外したのか未だに不明
逆にだったらなんで今回ちゃんと「エイリアン」とうたってるタイトルにしたのか?
つまり完全にシーリズの続きで、前作見ていないとかなり、なんかそんな事があったのね?程度の軽い話になってしまいます。
ココからどうやて1につながるんだろうか?そこまでやってくれるのかな?








メッセージ

突然やってきた宇宙人とそのメッセージを解読する話
ミスリードの使い方が上手ですっかり騙されたわ。おかげでものすごく楽しめたしスッキリ出来た。でもその分ものすごく切ない話でも有るよね・・・自分だったら受け入れられるかなぁ・・・

名作と言ったら言いすぎかも知れないけど、それでもいい映画だった、「ばかうけ」映画とか思っててごめんなさい、あれ?ハッピーターンだっけ?柿の種も見えるな・・・まぁそんな事はどうでも良い。
もし言語学者という人たちの中に、天才と言われる人がいて、ココまで解読できるものなのかというのを聞いてみたい。
現実に可能なのかな?だとしたらロマン有るなぁ






ルック・オブ・サイレンス

1965年にインドネシアで発生した最悪の軍事クーデターのことをインタビュー映像で綴った記録映画
その大量虐殺によって加害者となった人々のインタビューが「アクト・オブ・キリング」
続編として制作され、被害者のインタビューが「ルック・オブ・サイレンス」
ラストシーンの「ごめんね」
この一言のためにこの映画は有るのかも知れない。
記録映画であり、ドキュメンタリーである性質上、その題材も重く難しく悲惨な事件を掘り起こすため、映画に娯楽性を求めるだけの人は見ないほうがいい。面白いとか面白くないとかそういう類の物ではない。でも是非見て何を感じるかを自分に問うて欲しい。
ただし1つ付け加えるなら、映画として世に出す以上はもう少し見やすくする演出は必要なのでは?とも感じた。






ザ・トライブ

ウクライナの新人ミロスラヴ・スラボシュピツキー監督によるデビュー作品と言うことだが、何ともチャレンジしすぎたまま突っ切ってしまった映画だな、と。とにかくセンセーショナルで際どくて儚くて弱くて強くてリアルだ。たくさんの賞を受賞したのもうなずける。
出演者全員がろうあ者のため会話がない。厳密には手話によって繰り広げられる激しい会話が存在するのだが、そこには字幕も吹き替えも存在しない。
ただひたすら生活音、効果音楽さえない。見た人それぞれ相当意見は分かれると思うが、ラストシーンでの圧倒的なあの感覚はみんな感じることが出来るのでな無いだろうか?








フローズン・グラウンド

事実に基づいた話。ということはつまり頭の悪い女の子って映画やドラマ特有ではなくて実在するのね。
なんで言うこと聞けないの?理解出来ないの?ってこういうイライラさせるキャラが有るから他のキャラがたつんだけど
やっぱりイライラするよね。
後日談含めてようやくスッキリ出来るけど盛り上がる映画ではない。
話自体は重くてしっかりした映画で、それなりに面白い。





偽りの人生

これ主演がヴィゴ•モーテンセンじゃなかったら、少なくとも日本ではほとんど見る人いなかったんじゃないか?
いや見たとしても不良の嵐だったんじゃないか?
どうしても、見ながらイヤイヤイヤそんなはずないじゃん?ってことが多すぎて集中できなかった・・・
双子の兄弟が死んだから入れ替わって生きていこうって話。奥さんどんな心境なの?そこ一番知りたかった。





ムービー43

「豪華オールスターを無駄遣い」の看板に偽りなし
品性下劣で下品で最低だけど、笑ってしまったら負けだ・・・面白いんだもの仕方ない。
一度ちゃんと見て、その後仕事しながら流し見してしまったくらいには良作。

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