2才児の娘が嘘をつき始めた理由 その時子供に何が起きていたのか?




初めて明確に嘘をついたのは2歳5ヶ月頃の話でした。



兄妹の下の子で年の差が4歳だし言葉は早かった

周りの状況や人との関わりも大人びた感じで理解してきていた

悪いことや悪戯をする時はその認識が有るようだった


嘘はいけないことだと伝えなくては、それともちゃんと叱るべきか?
という気持ちが先走ってしまいます。

子供が嘘を付くように成ると、とても不安になるどうして嘘を付くのか?
ということを考えいたるのはちょっと難しいかもしれません。

では子供の嘘にどうやって対処すべきなのか?
そもそも子供ってなぜ嘘を付くように成るのか?
というようなことを調べてみた。


  1. 2才児が嘘を付き始めた瞬間
  2. 様子見しつつも嘘は良くないと教える
  3. 子供の嘘について調べたら「嘘は心の成長」だとわかった
  4. 嘘自体が問題ではなく見極めと対応が大事



1, 2才児が嘘を付き始めた瞬間

娘の嘘は口ではなくて行動から始まった

兄の学習用の本に、飛び出す絵本みたいな仕掛けが有って、どうしてもそれを触って遊びたかった娘は、今まで一人きりで部屋の扉を閉められたりすると心細くなって絶対に嫌がっていたのだが、ある日突然、リビングダイニングの隣で本棚のある部屋に行って仕切りの襖を自分で全部閉め始めた。

珍しいなと思いつつも、また何か思いついて遊んでいるのだろう程度に考えたが、やけに静かなのが気になって数分後にこっそり襖を開けると、一人で兄の本を取り出して遊んでいたのである。

見つかった瞬間の何とも言えない表情は今でも覚えている。

可愛らしくも有ったけれど「そうか隠れてこっそり人のものを使うということを覚えた(思い付くようになった?)のか・・・」と成長を感じた。それが大体2歳半前の話。



2, 様子見しつつも嘘は良くないと教える

とりあえず娘に「何してたの?」と聞いてみたら「絵本見てたの」と返ってきた。

今度は「それお兄ちゃんの本でしょ?勝手に触ったらメッ!って言われない?」と聞いたら「やだの〜〜」「見たかったの〜〜」と半泣き状態

最後に「メッされるから一人で見てたの?」と聞いて予想通り「うん」と認めた。

私が何を嘘ととしているか、というと、今回の件は見つかったら叱られることを理解して上で隠れてソレをする事を、嘘に近い行動だと思った訳です。

結果的に振り返るとこの事が嘘を付き始めるサインでも有ったと思い重要なポインとだったと思っています。

その時の対応としては、その一連があまりに可愛かったので(笑)優しく接すことが出来た。娘自身も悪いことと理解していただろうから、見つかった瞬間は怖かった思う。

なので「触ったらメッされる本は、一人で隠れても触ったらメッだよ、無い無いしようね」「今度触ってみたく成ったらおとうさんに聞いてね」と伝え、娘も「解った」と返事をしてました。

ちなみに我が娘、返事だけは良い。「ハイお〜」「わかったぁ〜」と言ってくれる。無論それが守られることのほうが少ないのは言うまでもないけれど・・・



3, 子供の嘘について調べたら「嘘は心の成長」だとわかった

調べてみたといっても本を買ったり読んでる時間はないのでネットで幾つかの情報がまとめられていたり、医療系のサイトを見てみたということでしか無いけれど、概ねに書いている内容は同じだったので間違いはないのかな?と思ってます。

子供の嘘が始まる理由としては「心の成長」なのだそう。周りと自分という存在を認識してそこの関係を良くしたいとかそういった場合。
つまりどういう事かと言うと

防衛本能型
イタズラしたのにやってないと言って叱られないようにする
言われたことをやっていないのにやったという

承認欲求型
兄弟や友達より自分のほうが○○が上手だなどの過大なアピール

妄想型
空想と現実がごちゃまぜに成ったり、自分の世界に入り込んでる時の発言

こんな感じで、親や周りの人から叱られたりする事を回避して、場合によっては褒められたいと思ってつく場合が多いらしい。

確かに社会的に見て嘘は良くないと思うけれど、そんな行動を見ているとその知恵が働き始めたことに驚くし凄いとさえ感じる。

つまり、子供が嘘を付き始めるのは「成長が加速し始めたタイミング」と言えると思う。


しかし中には注意が必要なパターンも有って、あまりにも嘘で自己保身をする場合は親子関係か、もしくは力関係の上下が有る誰かに対して萎縮して過度に怖がっている場合があったり、かまって欲しい相手の気を引くためにドンドン嘘を付いたりする時は、親子関係の見直しが必要かもしれない。愛情不足コミュニケーション不足の可能性があるので要注意とのことだった。



4, 嘘自体が問題ではなく見極めが大事

そんな嘘に対してどう対処していくかと言うと、我が家でもやっているけど、まずは何でそんな事を言ったのは聞いてみること。

上記したように関係性を見極めるヒントにも成るので、しっかり怖がらせないように話を聞いて見ると良い。娘の場合は殆どの場合大まかに言うと「叱られるのが嫌」が理由。おもちゃと勝手に使って叱られるとかそんな感じ。

子供は嘘をつく始める時に「良くないこと」だと何となく認識しているとのことで、頭ごなしに叱っては心に重くのしかかってしまうので、出来れば優しく諭してあげましょう。
嘘自体を攻め立てるより、原因を取り除いた上で「嘘をつかれると悲しい」と伝えたほうがより効果的に心に残るのだそうです。

年齢が上がっていくと話の内容も複雑化するので、目の前でメモなど取って話すとよりお互いの理解が高まるため良いという話もありました。



後もう一つ凄く大事なこと!

とにかく親が子供に嘘をつかない!コレは基本中の基本だそうです。

子供との約束は簡単に考えないで、絶対に守ってあげましょう!

無理な時はチキンと理由を説明してあげましょう!


昔から言いますが子供は親の鏡です。

優しく真摯に対応すれば子供もそうなります。

あ、余談ですが実は親より兄弟のほうが影響力は大きいのでは?と最近思ってしまいますが・・・・まぁそこも踏まえての話ってことで。


今回参考にしたサイトの中で幾つかを紹介

Gigazine:なぜ子どもは「うそ」をつくのか?

MARCH:嘘をつく子供の知的な心理。自分を守る・願望のために嘘をつく

マーミー:子供が嘘をつく心理は親が原因かも?心を成長させる対処法

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