【映画レビュー】 パッセンジャー



最近B級以外では続編モノを見る機会が多くて、この『パッセンジャー』は期待していたのでできるだけ前情報なしに見ようと思っていたのだけれど、見始めるまでSFであることすら忘れてました(笑)
主演の「クリス・プラット」はもうSFにしか出られないんじゃないかってくらいに最近はSFばっかりな印象です。

ストーリーは、言ってしまえばこの映画は壮大な設定の下に繰り広げられる、小じんまりとした人間模様の恋愛映画でそれだけに人間臭くて人としてのいい部分も悪い部分も明け透けに出しているというか、理論的には否定しつつもその気持は解る的な感情を描いています。男性視点で見るのと女性視点で見るのとでは色々と違う感情が生まれると思いますが、私の中ではどこまでも主人公に共感できるしいい映画だったかな。

込み入った設定や伏線を張り巡らせて、見るものを混乱させつつもきれいに終わっていく・・・そう居た映画も勿論面白いんですが、たまには幸いったシンプルな王道的ストーリーも良いと思います。男女ともに退屈しないで見ていられるのではないでしょうか?是非カップルで見てほしいですね。

画面の作りとしては、宇宙船の外見と内側の床の曲線が比率違わないか?とかそういった細かいところを気にしなければ非常に違和感なく綺麗に仕上がってます。



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